1. 歯肉炎
歯周ポケット3mm以内。磨き残した歯こう(細菌)が原因で、歯ぐきに炎症が起こる。
この段階では、歯科医院で指導を受け入念に歯磨きをすれば完全に治癒する。
2. 軽度歯周病
歯周ポケット4mm。歯ぐきの腫れや、歯磨き時に歯ぐきから血がでる。痛みはない。
歯磨きに加え、歯周ポケットの中の歯こう(プラーク)や歯石除去の治療が必要。
3. 中等度歯周病
歯周ポケット5mm。更に炎症がひどくなる。歯がグラグラし歯ぐきの退縮も始まる。
歯磨き、歯こう・歯石除去、時に外科手術が必要な場もある。完全な治癒は難しい場合が多い。
4. 重度歯周病
歯周ポケット6mm以上。骨は半分以下に。
徐々に歯はグラグラとなり、しっかり噛めなくなる。5年以内に半数は抜歯となる。
歯周病はかかってからでは手遅れです。定期検診で予防しましょう。
歯周病は歯を失う原因となるばかりではなく、心臓病・動脈硬化・肺炎になるリスクを高める事が近年の研究でわかってきました。
歯周病から身体を守るにはまず歯周病を詳しく知ることが大切です。