インプラントの堀川歯科診療所ホーム > 院長あいさつ

堀川歯科診療所 院長
堀川 正
最新の世界保険年統計によると日本人の「平均寿命」は男性79.3歳、女性85.9歳でWHO加盟国中第一位です。素晴らしいことだと思いますが、介護が必要でない「健康寿命」はというと男性70.6歳、女性75.5歳となっていて、10年あまりは誰かのお世話にならなければ生きていけないのが現状です。認知症や寝たきりになったら本人も家族も大変重い負担を強いられる事になります。
一方、日本の国の単位で考えても、今後益々高齢化が進んでいきますので、今のままでは寝たきりで介護が必要な方も同時に増えていき、介護の担い手や介護にかかる費用の負担は大きな社会問題となるのは必至です。
これを少しでも緩和するためには健康寿命をなんとか延ばす様取り組んで行く事が必要不可欠です。
当医院では開業当初より“1本の歯を大切に!”をモットーに、歯を失わずに長持ちできるようにする事を第一に考え診療を行ってきました。
たくさんの歯がありよく噛めることは健康寿命を延ばす重要な要素の一つであることが多くの研究から実証されています。食べることは生きることであり、食べる喜びは生きがいと生きる力を支えます。
現在ほとんどの方は痛くなってからの治療を繰り返されています。これでは大切な歯は守れません。その結果、70歳の平均の歯の数は20本を割り、多くの方々がお口や歯の悩みを持って生活していらっしゃいます。
一方、当医院で10年以上定期検診を継続していらっしゃる方々を調べてみるとはなんと80歳で平均20本の歯を残されている事が分かりました。異常を感じる前に定期検診を行うことこそ歯を残す最も有効な方法です。この事を実践するだけで歯を残し美味しく食事が出来るだけでなく、実はかなりの医療費の節約にもつながります。
実際にかかりつけ歯科医を持つ人はそうでない方に比べ長生きしている事も分かっています。
堀川歯科診療所では定期検診を進め、一人ひとりが人生の最後まで心身ともに健康で自立した生活が送れるようにサポートし、ひいては国の社会福祉の負荷を減らし、健全な医療環境が維持できるよう尽力したいと考えています。
お口の中の悩みはなかなか人には相談しにくいものだと思います。そんな悩みは当医院で解消して頂きたいと強く思っていますので、普段からしっかりと患者さんの話を聞き、コミュニケーションを深めて、悩みを打ち明けやすい環境を作れるように心がけております。