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むし歯

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むし歯

下の奥歯です。異常がないように見えますが、

レントゲンで調べると・・
歯と歯の間に、むし歯が出来ていました。

削ってみると・・・・・意外に広範囲にむし歯が広がっています。
神経におよぶまでは痛みも感じません。何も症状がなくてもむし歯が出来て大きくなっている可能性があります。

実は、隣の歯の治療をしていて、むし歯が見つかることもしばしばあります。
むし歯は自然に治ることはありません。この段階で 治療をすれば麻酔も効きやすく、痛みや、削る量も少なくて済みます。

痛みなどの異常を感じてからでは、神経をとらなければ治らない可能性が高くなります。(左は斜めに生えた親知らずを放置していたため 生じたむし歯です)

そうなってからでは、神経が過敏になっていて、治療時に麻酔が効きにくく、とても痛い思いをされる確率が高くなります。

それだけでなく、痛みをとるために、神経を抜かれた歯には大きなダメージが残ります。

歯には大きな穴があき、破折し易くなりますので、土台を入れて冠をかぶせることが必要です。

こうして治療した歯も、予防しないでいると、再びむし歯になってしまいます。

治療した歯はどのくらいもつ?

学会での統計では特に予防を行わなかった場合平均で6.4年と報告されています。
4回、同じ歯の治療を繰り返すと歯の寿命となり抜歯となると言われています。
むし歯から大切な歯を守る最良の方法は定期検診を行う事です。 4か月から6ヶ月の間隔で症状がなくとも歯科医院で検査を受けられることをお薦めいたします。


むし歯の治療

むし歯は歯垢(プラーク)の中にいるミュータンス菌が出す酸によって、歯が溶けてしまうことが原因でなってしまいます。 むし歯が進行すると歯の内部の神経組織にまで達し、とても痛みが出ます。
むし歯の進行が浅い場合は、歯の弱った部分を削って詰め物を して穴を塞ぐ治療をします、神経まで達する場合は、神経の除去など歯の根の中の消毒、最悪の場合抜歯が必要になります。



むし歯進行段階と主な治療法

むし歯の症状は、一般的に「C0」~「C4」という段階に分けて呼ばれます。 「C」とは「カリエス(=むし歯)」の頭文字です。症状やむし歯の場所、医院によって治療法は異なります。


段階.C0歯の表面からカルシウム等の無機成分が溶け出したごく初期の段階。 表面が白く濁ったり、歯の溝 が茶色なりますが、見た目はほどんど同じです。

主な症状

  • 表面が白く濁る
  • 溝が茶色になる

治療法

  • フッ素を使って歯みがきをする
  • 歯科医院でのフッ素塗布
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段階.C1エナメル質が細菌におかされ小さな黒い穴があきます。
エナメル質には神経がないので痛みなどはなく、自覚症状がありません。
定期的な検査を行うことで発見は可能です。

主な症状

  • 小さな黒い穴があく
  • 歯の表面に艶がなくなる
  • 薄い茶褐色になる

治療法

  • つめもの(インレー)
  • クラウン
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段階.C2細菌が象牙質にまで達します。
穴があき、黒っぽくなって見ためにもわかるようになります。
冷たいもがしみるなどの自覚症状もでてきます。

主な症状

  • 穴があく
  • 茶褐色から黒っぽくなる
  • 冷たいもの
    熱いものがしみる

治療法

  • むし歯の部分を削り、つめものをするか、かぶせものをします。
  • つめもの(インレー)
  • クラウン
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段階.C3神経にむし歯が達します。炎症が起きることで痛み がひどくなります。 麻酔もききづらくなります(急性歯髄炎)。
さらに進行すると神経が死んで しまい痛みがとまることがあります。(根尖性歯周炎)。

主な症状

  • 大きな穴があく
  • ズキズキと刺すような痛み
  • 歯が割れる

治療法

  • クラウン
  • 歯に冠をかぶせられる程の大きさが残っておらず、神経も死 んでしまった場合、残った歯の根を利用して芯を立て、その 上に冠をかぶせます。
段階.C4穴が広がり、歯がほとんどない状態。歯根だけが 残ります。
神経(歯髄)が死んで腐敗し、膿みが 出ることで口臭が強くなります。
歯根の先や周囲 にまで炎症がおよび、歯茎の中の骨が溶けて、さらに痛みが起こり熱が出ることもあります。

主な症状

  • 大きな穴があく
  • ズキズキと刺すような痛み
  • 歯が割れる

治療法

  • ブリッジ(固定式入れ歯)
  • 義歯(取り外し式入れ歯)
  • インプラント
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歯周病とは

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌』に感染し、歯肉が腫れたり、出血したり、歯が抜けてしまう歯の周りの病気です。
歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどないので気付いている人が少なく、実際には日本人の成人の約 80%が 歯周病(歯肉炎 or 歯周炎)にかかっているといわれており、日本人が歯を失うもっとも大きな原因のひとつとなっています。

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