
9月12日から14日までの3日間、東京国際フォーラムにて 第44回日本口腔インプラント学会学術大会が開催され、私 院長は優秀研究発表部門で発表を行ってきました。
入れ歯で治療した患者さん93名とインプラントで治療した患者さん153名のその後のお口の変化を10年間追跡し平均何本の歯が無くなったのかを調べたところ、インプラントで治療された方と比べ入れ歯で治療された方は3倍のスピードで歯を失くされていたことが分かりました。
昨今はいろいろな問題が指摘されているインプラント治療ではありますが、正しい情報のもと、正しく扱えばインプラントは必ずや患者さんの福音となって、おいしく楽しい食生活をサポートし、質の高い生活を提供できるものと判断してます。
人生80年時代を最後までおいしく食事を楽しむためには今のところインプラントの右に出る治療はないように思います。費用の面でも初期費用は確かにかかりますが、やり直しや追加の治療と咀嚼できなくなってからの免疫の衰えからくる他の病気の罹りやすさとその治療費を含めたトータルの出費では他の治療法よりもインプラントに軍配が上がる場合もあります。