熊本市東区堀川歯科診療所 ホーム > お口の豆知識
歯周病とは?
今回は、歯を失う二大疾患の1つ「歯周病」について伝えていきたいと思います!
*歯周病とは…
歯垢(細菌)により、歯を支える骨が溶けたり、歯ぐきが炎症を引き起こしてしまう病気です!
*歯周病の原因
歯垢 、 歯石
*どうしたら歯周病になったことが分かるの?
歯科医院に定期検診に行ったときに、歯ぐきをチクチクとされたことがあると思います。
それが「歯ぐきの検査」というものです!
その検査は、歯周病により、歯を支える骨が何mm溶けているのかを調べたり、
歯ぐきが腫れて炎症が起きていないか調べたり、
歯がどのくらい動くかなどを調べていく検査なのです。
1.まず歯を支える骨が何mm溶けているのか確認していきます!
プローブという専用の器具を使います♪
歯周ポケットに25gの圧でプローブを挿入し、歯の周囲を測っていきます。
歯周ポケットの深さによって歯を支える骨が何mm溶けているのか分かるんです♪
上の図をご覧ください。
★一番右のプローブ:1~3mm → 健康(正常)な状態
★真ん中のプローブ:4mm → 歯周病の初期
★一番左のプローブ:5~6mm以上 → 中等度から重度の歯周病
2.歯ぐきの炎症を調べます!
プローブを挿入したときに、出血することがあります。
出血するということは、歯ぐきが腫れて炎症が起こっているということなのです!
3.歯がどれくらい動いているのかを調べます!
★0~3度まであり、3度まで行くと、歯が抜け落ちる可能性があります。
・0度 → ぐらつきなし
・1度 → 前後にぐらつきあり
・2度 → 前後・左右にぐらつきがあり
・3度 → 前後・左右・上下にぐらつきがあり
*歯周病にならないためにはどうしたらいいの?
適切な歯磨きと、
定期的なメンテナンスで歯垢や歯石をとってもらうことがとても大切です!!
2016.10.21(金)