熊本市東区堀川歯科診療所 ホーム > お口の豆知識
なぜむし歯になるの?
*歯を失う二大疾患
歯を失う原因には、大きく分けて「むし歯」と「歯周病」があります!
今回は、その中のむし歯について説明したいと思います!
*むし歯の原因
この4つの原因によってむし歯が発生します。
1.むし歯菌
ミュータンス菌などの口腔内細菌が食物から酸を作り、
その酸により歯が溶かされることによりむし歯が引き起こされます。
<予防法> 歯磨きにより細菌を減らすことができます!
→月に一度、歯垢を染め出しチェックをすることで自分の歯磨きの苦手な部分を知ることができます。
歯科医院で行い歯磨き指導をしてもらうと、自分にあった磨き方をマスターできます♪
2.歯の質
歯の質が弱いと、むし歯に対する抵抗力が弱くなってしまいます。
<予防法> 年に2~3回のフッ素塗布を歯科医院で行ったり、
フッ素入り歯磨き粉の使用により、歯の質を強化することができます♪
3.糖
甘いものだけでなく飲食物は唾液により分解され糖になります。
4.時間
1日に何度も間食を行ってしまうことで、酸が長い間作られてしまい歯が溶かされ、むし歯の原因になります。
<予防法> 不定期の間食をやめることにより歯が溶かされる時間が短かくなりリスクが低くなります!
*むし歯の進行
● 初期のむし歯 ●
この段階では痛みもありません。
● 神経まで進んだむし歯 ●
ここまで進行すると、しみたり痛みが出たりして、自覚症状が出てきます。
神経を取る治療をしなければならない可能性が高くなってしまいます。
むし歯をそのままにして、むし歯が進行してしまうと治療に時間がかかってまいます。
そうなる前に発見し治療ができるよう、年に2~3度ほど定期検診に行くようにしましょう!
2016.10.19(水)