
インプラントとは、合わない入れ歯・具合の悪い義歯、
虫歯や歯周病などにより失ってしまった歯を補うものです。
従来の入れ歯とは異なり違和感がなく、
隣の健康な歯を傷つけずに使用することができます。
インプラント手術は、
歯を失ってしまった部分の顎の骨にインプラント体という人工の根を
埋め込んでいく手術のことです。
顎の骨と人工の根(インプラント体)が結合したあと
上部構造といわれる人工歯を被せます。
※顎の骨と人工の根(インプラント体)が結合するまで
2~3か月以上かかるので、その期間は人工歯はついていない状態です。
どうしても気になる方は、抜歯後に入れ歯や仮歯をつくっておいて使用することもできます。
堀川歯科診療所では絶対に上下の歯がかみ合わないようにします。
メリット: | ・ご自身の歯と同じくらい嚙める |
---|---|
・周りの歯に負担がかからない | |
・審美的に良好である |
デメリット: | ・費用がかかる |
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・手術をしなければならない | |
・噛めるまでに時間がかかる |
インプラントはどのくらい保つの?
きちんと定期的にメインテナンスを受けている方
であれば、90%以上のインプラントは10年以上、
85%以上は25年以上保ったことになります。
<インプラント手術について>
インプラント体を埋め込む手術自体は40分ほどで終了しますが、
静脈内鎮静法で手術を行うので、完全に麻酔が切れるまでに個人差はありますが1~2時間ほど
安静に休んでいただきます。
※静脈内鎮静法をせずに局部麻酔で手術を行うこともできます
*インプラント手術の流れ
1. お口の中全体を綺麗に洗浄
2. 静脈内鎮静を行うための点滴(静脈内鎮静法を行う方のみ)
3. 全身状態を管理しながら手術を行います
1 歯ぐきを開く
2 専用の機械で骨に穴をあけます
3 その穴の中にインプラント体を埋め込みます
4 歯ぐきを縫い合わせます
5 正しい位置にインプラント体が埋め込まれたかレントゲンを撮って確認します
※手術後、顎の骨と人工の根(インプラント体)が結合するまでに2~3か月かかるので
その期間は人工歯はついていませんので、すぐに嚙めるようになるわけではありません。
<上部構造(人工歯)ができるまで>
1. 顎の骨とインプラント体が結合しているか
専用の機械で測定します
2. きちんと結合していたら、患者様専用の型を作ります
3. 専用の型で、人工歯を作るための型どりをします
4. 人工歯が出来上がったら、仮に装着します
5. 1か月間様子を見たあと、最終的に装着します
<静脈内鎮静法>
静脈内鎮静法とは、痛みや治療に対する恐怖・不安感を軽減し、時には記憶を曖昧にできる点滴のことです。インプラントの手術時に併用すると非常にリラックスして治療を受ける事が可能です。血圧の変動を少なくし心臓への負担を軽減する事にもつながります。
※静脈内鎮静法を行うためには、インプラント手術料とは別に2万円の費用がかかります
<インプラントにかかる費用>
インプラント治療は全て保険が適用されないため、自費治療で行います。
インプラント体+人工歯(GHR)+インプラント検査(CT/パノラマ)
⇒ (1本あたり)¥379,500(税込)
料金表
インプラント体 | ¥220,000(税込) |
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人工歯 臼歯 前歯 | ¥121,000(税込) ¥143,000(税込) |
インプラント検査 | ¥16,500(税込) |
静脈内鎮静法 | ¥22,000(税込) |
*人工歯(ジルコニア)とは、人工の白い石を加工したものなので
歯全体が白い人工歯です。
※患者さんがえらぶ被せ物や1本かブリッジか、静脈内鎮静法を行うか行わないかなどで 多少の値段の差は出てきますが、一番一般的な料金をのせています
お支払方法には何通りかございます。
例:カード契約、デンタルローン、現金(一括・分割)などがございます。
*デンタルローンとは…
・12回払いまでは無金利です
・最大60回払いまでできるので、ゆとりのある返済ができます
・各種証明書の提出は不要のため、簡単に手続きを行えます
※気軽にスタッフにご相談ください
<メインテナンスの重要性>
インプラントを長持ちさせるためには、メインテナンスはかかせません!
お口の中の環境が不衛生であると、インプラント周囲炎という(天然歯における歯周病)に
なってしまいます。
お口の中を清潔に保つためには、毎日の歯磨きに加えて歯科医院での定期的なクリーニングを続けることで良好な状態を維持することができます。
<カウンセリングを十分に行います>
当医院ではカウンセリングを非常に大事にしています。
病気の状態や患者さんの悩みに対して話し合い、納得をしていただいて治療方法を決めていきます!
メリット・デメリット、治療概要や費用等を丁寧にご説明し、十分に納得してもらったうえで治療を開始します。
<当院のインプラント治療が安心な理由>
最近ではインプラント治療の症例数の多さをうたった広告もみかけます。
当院では数よりも長い間、問題が起きない質を大切にして、治療に取り組んでおります。
初代院長である現理事長が昭和53年に初めてインプラント治療をはじめ、
かれこれ40年になります。きちんとメインテナンスされている方は、問題が起きていない方がほとんどで、理事長の代より、無理なく確実に安全なインプラント治療を目指し、取り組んできた結果だと思います。
従って、歯がなければまず「インプラント治療」というわけではなく、インプラント治療も選択肢の一つだと考え、有効と判断した場合にのみ提示させて頂いております。
堀川歯科は昭和46年開業の地域で最も古くからある歯科医院の一つです。
40年以上の長きにわたり皆様の“かかりつけ歯科医”としての役割を果たして来ました。
「一本の歯を大切に」をモットーに異常が生じる前の定期検診を勧め歯の寿命をできるだけ長くすることに力を入れています。
その結果、現在は患者さんの約半数は定期検診者となり、10年以上続けていらっしゃる方々は上のグラフのように80歳でも平均20本の歯を残され、健康で楽しい食生活を送っていらっしゃいます。(日本人の80歳の平均の歯の数は7から8本です)
また、歯を失い苦労されている方々のために、いろいろな補綴方法を研究した結果、インプラント治療にたどり着き、35年前(日本にインプラントが紹介された直後です)より治療を開始しました。
今や、理事長・院長共に日本口腔インプラント学会専門医の資格を有し、この技術を正しく引き継ぐために研修会や学会での活動にも力を入れています。豊富な経験の基、本当に必要な方へ確実な結果が得られる事を第一に診療を行っています。